iPod/iPhone Dockケーブル自作

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明けましておめでとうございます。今年もてきとーにやりますc⌒っ-ω-)っ。

さて、こないだiPod/iPhone用のオーディオ出力ケーブルを作ったので自分用メモがてらに。


まず用意するもの。

パーツ
  • Dockコネクタ
  • オーディオ用ケーブル
  • 適当なUSBケーブル
  • 熱収縮チューブ
道具
  • 半田ごてと こて台
  • はんだ
  • ケーブルストリッパー
  • 先の細いラジオペンチ
  • ライター
  • テスター
あると便利なもの
  • ピンセット
  • スポットヒーター
Dockコネクタは千石電商の通販で買いました。1個420円。リンク先の画像の通り、カンタンに分解・組み立て可能です。
オーディオ出力用のケーブルは近所の電子パーツ屋さんで赤・白・黒の直径1mmほどのものを購入。
熱収縮チューブは細いのと太いの2種類用意するといいです。USBケーブルはなんでもいいです。
自分はヤマダ電機のポイントで500円ぐらいの買って使いましたが、家に転がってるやつでも100円ショップのでも、とにかくデータ転送ができる類のケーブルならOKです。たぶん。

道具について。
半田ごてと半田は言うまでもなく必要です。こて台は濡れスポンジがついた専用のやつが使いやすいですが、用意できなければ灰皿と濡れ雑巾でもいいかもしれません。机や指や家を焦がさない程度の対策は最低限...。
ラジオペンチは上記のDockコネクタから使わないピンを引っこ抜くのに使います。閉じた状態の先端が大体1~3mm程度の細いもので、内側にギザギザがついてて掴んだ物をしっかり保持できるやつがいいです。
ライターは熱収縮チューブをあぶるのにつかいますが、新富士バーナーのRZ-502というスポットフレームを使うといい感じに仕上がるのでオススメ...なんだけどなんかメーカーのサイトから消えてる...(´・ω・`)。見た目も、なんかスタートレックに出てくる工具みたいでかっこいいんですけどねw。

実際の作業。千石で買ったDockコネクタには30本のピンが刺さってます。
Dockコネクタのピンアサインはこちらをご覧ください。

iPod_Dock_pins00.jpg

ちょいと写真じゃわかりにくいですが、端子が上下2段、長短交互に出ています。

iPod_Dock_pins01.jpg






ピンを全部抜くとこんな感じです。ピン側から見て凸の字になるように見ると、組になってるスリット左側が奇数ピン、右側が偶数ピンになってます。
んで、実際に使うのは赤字で示したピンだけです。
2~4番・11番・15番・16番・21番・23番・25番・27番です。(16番を赤くするの忘れてました;)

iPod_Dock_pin.jpg

ピンを引っこ抜くと先端はこのようになってます。先端が直線になってる側が、さっきの写真で言うところの上側になります。端子の長短2種類及び上段下段2種類の合計4種類のピンが刺さってることになりますが、先端の上下を間違わなければ差し換えても問題ないです。

iPod_Dock_pins02.jpg

ということで必要なピン以外を抜きました。写真では2番・16番・23番27番を作業がしやすいように差し換えてます。抜いたピンを再び挿すときは、上下を確認してゆっくりまっすぐ差し込めばOKです。慣れるまで何本かひん曲げちゃいましたけど(´・ω・`)。

そして半田付けの作業。ちょいと作業中の写真撮ってないのですが、オーディオケーブルは2番にGNDとして黒、3番が右チャンネルなので赤、4番が左チャンネルなので白のケーブルをくっつけます。
次にiPhoneでの機内モード警告回避のため、11番と15番をショートさせ、21番との間に68kΩの抵抗をくっつけます。

iPod_Dock_pins03.jpg

こんな感じになります。11番と15番はペンチでひん曲げて半田でくっつけてます。適当ですw。
あ、この写真では16番のピンを抜いてます。抵抗くっつけるのにジャマになったので。
オーディオケーブルの根本はショート防止のために熱収縮チューブをかぶせてます。
この段階でオーディオケーブルの先にオーディオ端子を取り付けて、音が出るか、iPhoneに接続しても警告が出ないか等をチェックします。今回は3.5mmのミニジャックメスをつけました(・ω・)。

問題なければUSBケーブルをくっつけます。ケーブルの被膜をストリッパーで剥くと、GND(黒)、5V+(赤)、Data+(緑)、Data-(白)の4本のラインが出てくると思います。思いますが...ケーブルによってはこの4色ではなかったり、色が同じでも結線が違ってたりする場合もあるみたいですので必ずテスターでチェックしましょう(・ω・)。

iPod_Dock_pins04.jpg

ちょいとピンぼけですが...ピンアサインに従って半田付けします。半田付けしたらオーディオケーブル同様に収縮チューブで保護します。ここでもiPodに接続して、USBで充電できてるか、iTunesとの同期ができてるかチェックです。

あとはDock部分を組み立てれば完成です(・ω・)。

IMG_0203.jpg

こんなんなりましたc⌒っ・ω・)っ

実際にアンプにつないでみたところ、ヘッドフォンジャックからの出力と比べて若干ではありますがクリアな音で聞こえます(・ω・)。無圧縮の音源を再生すればもっと違うのかもしれませんけど、そんなことしてたら容量が大変なことになるので...w

USB接続に関しては、iPhoneで充電するためにはプルアップ抵抗をつけなきゃダメとかいろいろ説がありますが、結局のところ普通にUSB直結で問題ないっぽいです。...ホントに問題ないかはまだ問題に遭遇してないのでわかりませんので保証できませんけどw。

とりあえずこんなところでc⌒っ・ω・)っ。


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